勘と経験って英語で?

刑事ドラマを見ていると、よく出て来る「刑事の勘」というコトバ。
刑事という経験から来る洞察力や直感力のことですよね。
これと同じ、「勘と経験」って英語で何というと思いますか?

 

答えは・・・

by the seat of your pants

と言います。
これだけ見ると、どうしてこれで勘と経験っていうの??と意味不明ですよね。

そうなんです。意味不明なんです・・・(笑)
でもどうしてこれが勘と経験という意味になったのか・・・
という背景を知るとどうでしょう?

 

この表現は1938年 Douglas Corriganという
パイロットがアメリカからアイルランドへの飛行の成功を
報じた新聞記事から来ているんです。

1930年代はまだまだ今のようなオートパイロット
操縦なんてなかった時代。長い飛行を成功させるには
パイロットの経験と、経験からくる勘に頼られていたんですね。

連絡を取るラジオもなく、飛行中にコンパスが動かなくなるという
アクシデントもあった中、29時間の飛行を成功させたそう。

 

そのニュースが記事で、

Corrigan Flies By The Seat Of His Pants.
コリガン氏、自らのパンツという座席で飛行する
(自らの経験で飛んだ)

と紹介されたそうです。

 

そこから、自分の経験や直感を信じて行動をとることを
by the seat of your pantsと言うようになったとか。

 

このように、背景と言うストーリーを知ることで、
この表現を簡単に覚えることができます。

ちなみに、今日ビジネスで、色々大変で、
何とか自分たちでやっているんだということを

We’ve had to do it ‘by the seat of our pants
自分たちの経験を信じてやるしかなかったんだ

と説明(言い訳?)しているメールを受けとりました。