京都の和カフェ、都路里というお店をご存知でしょうか?
一時たくさんの雑誌でも取り上げられたので
京都にあまり詳しくない方でもご存知の方って多いと思います。
抹茶パフェがおいしいんですよね〜！！
最近は洋菓子も好きですが、元々和菓子派の私は、
以前京都に行く度和カフェ廻りしていました（苦笑）
当然、都路里も大人気の時に並んでまで入ったことがあります。
1860年創業で実に１５５年の歴史をもつ都路里・・・
このお店をなんとメルボルンで発見してしまいました！！！
先日久しぶりにシティ（中心街）へ行ってみると、
Tsujiri と書かれた和カフェがあって、たくさんの人が並んでいたんです！
やった〜！とうとう都路里までメルボルンに来た〜❤
と喜んだのもつかの間・・・
ちょっと気になったので誰が経営しているのか調べてみたんです。
なぜなら、最近やたらとオープンしている日本のフランチャイズ店は
全て中国系オーナーだから。
上手にオシャレにやってるなあ〜と思うと中国系の方々なんです。
でも日本がブランドなのでメニューも日本語で
雇われているスタッフも日本人のことが多い・・・
つまり見かけだけだと正当な日本人経営のお店に見えるんですよね。
そしてその私のカンは当たっていました。
Tsujiri Global と言って海外で Tsujiri の看板を使って
フランチャイズ店を募集しているウェブサイトがありました。
そしてその Tsujiri Global を運営しているのは・・・台湾人だったんです。
これからは更にグローバル化が進み、良いお店や良いサービスは
どんどん世界へ広がっていきます。
日本には他に類を見ない食文化があります。
伝統的な品物やサービスもたくさんあります。
でもそれを世界に広めたらビジネスになる！と思って
行動を起こしているのは、残念ながら日本人ではないんですよね。
中国系の方たちに、日本の素晴らしいアイデアを使われ、
そのアイデアでビジネスを広げられ、挙げ句の果てに日本人は
スタッフとして安いバイト料で働かされているだけで良いのでしょうか?
在外日本人として海外に住んでいると歯がゆく感じてなりません。
だからこそ、海外でビジネスをやりたい！と少しでも思われる
起業家の方たちのお手伝いがしたいと思うのです。
海外に住んでいるのに日本に対して英語コーチを始めた理由もそのため。
私だけ海外向けにビジネスをして成功したって意味がない・・・って
思ったからなんですよね。
だって、都路里のようなステキなお店は日本人オーナーに継承してもらいたいから。
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