引き続き今回も、オーストラリアからアメリカに行って感じたカルチャーショックをご紹介したいと思います
今や日本にもチェーン店のある、アメリカのステーキレストラン Outback がオーストラリアをテーマにして作られていることは有名ですよね。
数年前、初めて Outback に行ったのは、ワイキキ店でした。
入ってすぐ向かいに飾られていたオーストラリアの地図。タスマニアがとんでもない場所にあったことにビックリしたのを覚えています
そして今回、ラスベガスで Outback に行ってみました。
レストラン内にはアボリジニ風のデザイン画やディジュリドウが置かれていて、オーストラリアの雰囲気が出ていました。メニューの中にもオーストラリアの地名がチラホラ。でもお料理自体は完全にアメリカ風。
このOutbackメニューのイメージを持ってオーストラリアに来たら、きっとアメリカ人はがっかりするのでは・・・と思っちゃいました
例えば名物料理の Blooming Onion Ring。オーストラリアには Onion ringはありません
そして、オーストラリアがマーケティングに使われているのは、ステーキハウスやアグブーツだけではなかったんです ナンと薬局では Aussie という名前のシャンプー・リンスを発見してしまいました。
以前ヨーロッパに行ったときにはAustralia というブランドのアイスクリームを発見したこともあります。
国の名前がこんなにブランド名として売られているのは、オーストラリアだけじゃないのかなあと思うんですよね。これだけマーケティング力があるのに、どうしてオーストラリア人は自国を使って商品を売れないのか
見るたび複雑な気持ちになってしまう私です・・・