今回もオーストラリアから訪れて感じたアメリカでのカルチャーショックをご紹介します。
砂漠の中に作られた街、ラスベガスを訪れたときのエピソード。
広い砂漠の中にある街なので、どこに行くのも車で10分くらいの距離なのですが、パーティの街だけあって、夜になるとホテルの正面はどこもタクシーで移動する人がわんさか。
その日一日忙しくしていたので、夜中まで遊んでいたのにお酒を一滴も飲んでいなかった私たち。タクシーでホテルに戻ろうと、夜中にタクシーを捕まえました。
普通なら
Where are you from?
どこから来たの?
Are you enjoying Las Vegas?
ラスベガスを楽しんでる?
How did you go with betting?
賭けはどうだった?
などの会話が繰り広げられますが、夜中に捕まえたタクシーの運転手さんは、カジノの話からナンと・・・
Only 1% of people are controlling USA. In Nevada, casinos only pay 7% tax for the revenue although they pay a lot more in other states. So more casinos are built, but our schools don’t even have air-conditioning.
アメリカではたった1%の人が支配しているんだ。他州ではもっと払っているのに(ラスベガスのある)ネバダ州のカジノは収益に大してたったの7%しか税金を払わないんだよ。だからカジノはどんどん建てられるのに、学校にはエアコンすらないんだ。
と教育のことからGFCのことを熱心に語り始めたんです。普段ニュースでは流れない、生の現地の声。まるでどこかのワークショップに話を聞きにいったかのような、スピーチを聞くことができました
オーストラリアでは到底あり得ない、アメリカのタクシー運転手さんの真剣なスピーチ。
みなさんも、アメリカ旅行に行ったときにはタクシーの運転手さんと語ってみてはいかがでしょう?