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三単現ってそんなにきっちりしないといけないの?

先日アンケートでいただいたご相談についてお答えしますね。

 

今回のご相談は・・・

 

動詞で過去形や三単現のSなど、
どうでも良いじゃんと思ってしまう。

時制の大切さはわかるけれど、
三単現ってそんなにきっちりしないと
いけないのでしょうか!?

 

うーん、分かります!私も昔そう思っていました(笑)

 

大体、He thinks を He think って言ったって
意味は通じるんだから良いじゃない!って(汗)

 

そう、意味は通じます。

 

でも英会話スクールなんかに行ってHe think というと、
必ずネイティブに直されます。He thinks…って。

 

で、どうして He thinks になるのか?っていう理由は話してくれないんです!
学校でも英会話スクールでも「そういうものだから」と言われるだけ。

 

それじゃあ、納得できないですよね!

 

っていうか、そんな風に言われるから
「別にどうでも良いじゃん」と思ってしまうのではないでしょうか。

 

 

でも、三単現には意味があります

 

あなたは、三単現に一体どんな意味があるのだと思いますか?
ちょっとだけ考えてみてください♪

 

簡単に言うと、これは「英語のこだわり」なんですよね。
英語は日本語と比べてものすごく明確な言葉。

 

日本語だと主語が抜けたり目的語が抜けたりしても意味は通じることが多いですが、
英語では絶対に主語や目的語をしっかり入れてあげないといけません。

 

例えば好きな男の子に告白するときに「好きです❤」と言うだけで
相手に分かってもらえますよね?

 

でも、これをそのまま英語にしてLoveと言うと、
英語では全然相手に分かってもらえません。
何?愛がどうした?って言われるだけ(苦笑)

 

そう、必ず主語(私)と目的語(あなた)を入れてあげないと
英語では伝わらないんです。I love you. って。

 

こんな風に英語は日本語よりも
かなり明確にメッセージを伝えてあげる必要があるんですよね。

 

だから、一見なんの意味も持ってなさそうな三単現にも、
きちんと伝えたいメッセージが入っているんです。

 

 

じゃあ、どんなメッセージが入っているのでしょう?
それは・・・ここにいる人以外の話をしているというメッセージです。

 

先ほどの I love you のように
英語では「誰が」どうしたということをものすごく大事にします。

 

だから今話している内容が
話し手である(私)と聞き手である(あなた)でもない
「他の誰か」のことなのってことを伝えてあげているのです。

 

例えば、あなたがある友達と話をしている時に
他の人が会話に入ってきたとします。

 

その時に He thinks… って言葉を聞けば、すぐに
「あ〜、今この2人以外の誰かの話をしているんだ」
ってことが分かるというワケです。

 

三単現は、「ここにいる人以外の誰か」の話をしているよ〜」
ってことを伝える大事なメッセージなんです。

 

日本語ではこだわらない部分なので
重要性を感じるのは難しいかもしれません。

 

 

でもこんな「英語のこだわり」を知っていくと、
英語らしい英語がスッと話せるようになります。

 

なぜなら英語のこだわりが分かれば
相手に「好きです」って伝えたかったら
I love you って言ってあげないといけないよね!
ってことがすぐに分かるから。

 

 

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