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単語を知っていても英文が作れても会話にならないワケ

普段はネイティブ感覚の英語が大切!!と繰り返しお伝えしていますが、

最近レッスンをしていて、それだけじゃないなあと感じ始めています。

 

 

ビジネスで英会話が必要なので、なるべく会話を中心にやりたい!

とおっしゃる生徒さんのお話です。

 

 

 

その生徒さんにカスタマイズしたレッスンでは、毎回あるトピックを決めて、

そのトピックについて会話をしています。「宿題も出してください!」と

とってもやる気のある生徒さんだったので、一番最初のレッスンでは次回

お話しするトピックネタを前もってお知らせしてみました。

 

 

すると、次回のレッスンまでに、きれいに英文を作ってこられ、

完璧な英語でお話しされたんです。これじゃあ、私なにも教えなくていいんじゃない?って

思うくらい(汗)

 

 

でも、実際の会話では前もって準備をしておくということは不可能なので、

次回からはレッスンの時にトピックを明かすことにしたんです。

 

 

すると・・・

会話にならないんです!!

 

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決してその生徒さんの英語力がないワケではないんですよね。短文ながらも、

文法の間違いもなくキレイな英語で話されているんです。しかも受験勉強で

一生懸命勉強されたのが手に取るように分かるくらい、語彙数も豊富!

 

 

じゃあ、どうして会話にならないのだと思いますか?

 

 

それは、

トピックについての話題作りができないから

 

例えば、音楽について話していても、「どうでしょう・・・あ、この人が好きです」

「あの曲聴いていました」と会話が一文で終わってしまうんです・・・

 

 

映画の話をしても「この映画がとっても印象に残っています」と言いながら、

どんな映画なのかお訊きすると「感動しました」の一言。

 

 

英語は日本語と同じ、コミュニケーションのツール。

いくら語彙力や知識があっても、相手とコミュニケーションを

取りたいという基本的な姿勢がないと、会話は成り立たないんですよね。

 

 

欧米人と、日本人を含むアジア人のコミュニケーションの仕方が違うという

事実があるにしても、話している相手と、会話を作ろうと努力する姿勢が

大切になってきます。

 

そこで

レッスンでは、会話の作り方もアドバイス

しています。