昨日はコース受講中の生徒さんのセッションを２本しました。
私は本当にステキな生徒さんに恵まれていて
いつもセッションをするのが楽しいんですよね〜♪
セッション中は別の部屋にいる旦那さんには
洋美の笑い声ばっかり聞こえてくると不思議そうに言われています（笑）
その昨日セッションをした、お２人の生徒さんの
状況が対照的だなあと思ったのでお話しさせてくださいね。
お一人は、現在 Development Course を受講されていて
英文らしい流れをご自身に落とし込んでいます。
だから英文がキレイに流れるように書かれている
いわゆる『英語らしい文章』が、どんな感じなのかを
感覚で分かっていらっしゃいます。
昨日は私が生徒さんのためにお作りした
日本を紹介する文章を取り上げていたのですが
「さすが洋美さんですね〜！お見事です♪」
と私が書いた英文を絶賛されていました。
日本人が書いた分かりにくい英語ではなくて
ネイティブに伝わる英語らしい文章
そう言う文章を自分で書けたら良いなあ〜と思いますよね？
でも、いきなり書けるようにはなりません。
まずは、どんな文章が英語らしい文章なのか？
ってことが分からないと前に進みようがないのです。
それをお一人目の生徒さんは掴んでくださっているなあ♪
と嬉しくなりました。
そして、お２人目の生徒さん。
その方は Foundation Course を受講されていて昨日が最初のセッション。
英語が話せるようになりたいけど具体的にどうすれば良いのか分からない
と悩んでおられました。
どんなものを読めば良いですか？
洋画を見て分からなかったらどんな行動をとったら良いですか？
と具体的な質問が飛び交います。
こう言う質問は本当によく訊かれます。
あなたはいかがでしょう？知りたいと思いますか？
メモの準備がバッチリのその生徒さんを目の前に
とりあえず「待った！」をかけました。
英語ができるようになりたかったらこの本を読んだら良いですよ〜
この単語集の単語を覚えれば良いですよ〜
あの洋画を見れば良いですよ〜
こう言う答えはウェブサイトを探せば沢山出てきます。
でも本当にそれが、あなたのためになるのか？
と言うと、そうではないのです。
私も昔、本を読めば良いとHarry Potter の本を薦められたことがあります。
大学へ進学することになって沢山本を読まないといけない
でも読めない（洋書をそれまで読んだことがなかったのです）
と悩んでいた私に旦那さん（当時彼氏）がHarry Potter は英語の勉強に
良いらしいと薦めてくれただけでなく買ってくれたんです。
折角買ってくれたから…と一生懸命読み始めました。
でも本を開いたその瞬間から知らない単語の嵐！
１ページ読むのに何時間もかかってしまうのです。
辞書を片手に必死で読みましたが
１／３くらい読んだところでギブアップしました。
どうしてだと思いますか？
単語を調べるのに疲れたからでも本を読むことが辛くなったからでも
サボりたくなったからでもありません。
ギブアップした本当の理由は…つまらなかったから。
普段小説なんて全く読まない私が
いきなりファンタジーの小説を読み始めたからです。
単語の意味を一生懸命調べて
英文の意味が分かっても面白くないんです。
だから？？
そのおじさんが汚い格好しているのが何？
ホグワーツ魔法学校なんて別にどうでも良い（笑）
と全く内容に興味を持つことができなかったんです。
他の人がいうオススメの勉強法なんて当てになりません。
どれだけ素晴らしい勉強法でもあなたが興味がなければ
何も入ってこないし、続けることも苦痛以外の何者でもないのですから。
それで続けられなかったからって私ってやっぱり
モチベーションが続かないわと自分を責める必要もないのです。
なぜならHarry Potter が読めなかった私でも
その後大学へ進学してからはクラスメートのネイティブよりも
沢山本を読むことができたのですから。
だから、セッションではその生徒さんが
興味を持って続けられそうな方法をお伝えしました。
すると…それまでの悩んでいる表情からパーっと笑顔になって
「それなら簡単にできそうです！！」と嬉しそうにおっしゃいました。
そう、周りの勉強法なんて当てにせず自分に合う習得法を見つける。
そうすれば、モチベーションを持ち続けなくても
簡単に続けられるようになるんですよね♪
英語はただの言語ではありません。
あなたの世界観が広がり、自信をくれるコトバ♪
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