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広告から学ぶネイティブ感覚の英語

 

 

週末にクルマを運転していたら、ふと目に入ってきた看板の文。
とっても英語らしい文章なので、ご紹介しちゃいます。

 

その広告は、日本のJAFに値する、オーストラリア・ビクトリア州の
自動車協会 RACV (Royal Automobile Club of Victoria)
のもの。

 

クルマのバッテリーが上がってしまったり、故障してしまった時に
お世話になる会員制の協会。私もシティの真ん中でクルマがパンクして
しまったときにお世話になりました・・・

 

その協会の広告看板にあった文章はこちらです。


The important thing to us is making sure our members are well covered in tough times when it matters most.

当会にとって重要なことは、最も必要で大変な時に会員様がきちんと補償されるよう計らうことです。

 

 

たった一文なのですが、言いたいことが全て詰まっている・・・
さすが広告の文章は考えられているなあって思わずに入られませんね

 

 

この中からご紹介するのはこの3つ

 

① make sure
~することを確実にする、かならず~する

ネイティブはビジネスでも日常会話でも、よくこの表現を使います。

 

Can you make sure you close the door when you leave?
出る時にはドアを必ず閉めてくれる?

Please make sure she understands well.
彼女がよく理解したかどうか確認してください。

など使えます♪

 

 

② well
よく

本文では Our members are well covered.
と使われていましたね。wellのような副詞は受動態では
be 動詞と過去分詞の間に入ることが多いです。

 

このwell、普通に

I know her very well.
彼女のことならよく知ってるよ。

という風に副詞としもよく使われるのですが、

well -(ハイフン) 過去分詞
となって形容詞的に使われることも多いんです。

 

例えば、

He is a well-known actor in Hong Kong.
彼は香港では有名な俳優です。

My students are always well-behaved.
私の生徒はいつも礼儀正しいんです。

など使われます。

 

 

 

③ matter
重要となる

このmatter、名詞では「事柄」「問題」などの意味になりますね。

 

As a matter of fact,
実際のところ、

What’s the matter with you?
どうしたっていうんだい?

など使われますが、動詞としても使われることがあるんです。

 

I know you don’t care about this, but it matters to me.
あなたにとってはどうでも良いことかもしれないけど、私には
重要なことなの。

 

なかなか話す時に思いつきにくい単語かもしれませんが、
こういう単語を使いこなせるようになるとネイティブ感覚の
英語になるので、是非覚えてみて下さいね