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文法にこだわりすぎると見えなくなってしまう英語の世界観とは?

今日は、Bride Wars などで人気の女優さんKate Hudson の詩から、
使える英語をご紹介しますね。

 

Haven’t we seen this story for too long
Haven’t we lived this scene centuries long
Haven’t we tired of too many wrongs

 

こんな事件を長い間見すぎじゃない
こんな場所で何百年も生きているじゃない
間違いだらけに飽き飽きしていないの

 

3つ同じような文が並んでいますね。
この中で3つ目の文 Haven’t we tired of too many wrongs には
1つ単語が抜けています。何だと思いますか?

 

答えは最後におしらせするので少し考えてみてくださいね♪

 

 

歌詞や詩では全体の流れがスムーズになるように、
文法的には間違いになっても単語が抜かれることがあるんですね。

 

さて、この3つの文に共通して出てくる Haven’t we ~ という表現。
Have we ~ を否定した疑問の形と思っている方も多いかもしれませんね。

 

確かにそういう場合もあります。
でも、そういう時にだけ使われるのではないんです。

 

今回のKate Hudson の詩のように否定の形にすることで説得したい時、
明らかなことを強調したい時にも使えるのです。

 

なので Haven’t we seen this story for too long
この文は、「長い間この事件を見続けていないですか?」
と単に尋ねているのではなくて、「長い間こんな事件見すぎでしょ」
と強く訴えている文なんですよね。

 

他にどんな時に使えるかというと・・・
何度も同じ映画を見ている友達に
「その映画何度見てるのよ!」と言いたい時は(笑)

 

Haven’t you seen this movie so many times?

 

と言えますね。

 

 

Haven’t you ~ と疑問文の形で始まっているからといって、
必ず質問している・・・とは限らないんですね。

 

英語には英語独特の表現方法、世界観があるのです。

 

文法という形だけにこだわってしまうと
その世界観を味わうことができなくなってしまいます。

 

なぜか一番美味しいところを残して
サイドディッシュばっかり食べている感じ。
もったいないですよね・・・

 

 

ちなみに3つ目の文 Haven’t we tired of too many wrongs 
抜けている単語は been でした!

 

Haven’t we been tired of too many wrongs
が文法的には正解ですね。

 

でもこの been が抜けていてもネイティブは予想ができるので
詩の流れをよくするために省かれたというワケなんですね。

 

Kate Hudson の詩の全文を読まれたい方はこちらからどうぞ。

 

 

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