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日本のタクシーで見かけた、文法は合っているのに通じにくい英語

先日に続いて、日本で見かけた変な英語シリーズです。

 

前回の投稿はこちらからどうぞ。
まだまだ日本には沢山ある!タクシーに書かれていた変な英語

 

今日取り上げるのは、前回に引き続きやっぱり!
タクシーで見つけたこの英語です。

 

 

え? We accept credit cards のどこが悪いの?
と思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、こちらは完璧です♪

 

問題の英文は、下の小さな英文・・・

 

Under conditions of weak or no signal when it may be impossible to process charges, please settle fare by cash. We apologize for the inconvenience.

 

この英文なのですが、一見すると特に文法的には間違っていないんですよね。
でも、かなり回りくどい表現の仕方なんです。

 

これはその上にある日本語「カードがご利用になれない時があります。
こんな場合には現金でお支払いください」を英訳したようです。

 

直訳すると、こんな感じです。

 

「電波が弱いもしくは無い条件下で、料金の処理が不可能になるかもしれない時は
現金でお支払いください。ご不便をおかけいたします。」

 

どうですか?直訳した日本文を見ると、少し変な感じが分かりましたでしょうか?

 

 

そう、電波が弱い、もしくは電波が無くなってしまったら、
クレジットカードで支払う機械って動かなくなってしまうんですよね。

 

「料金の処理が不可能になるかもしれない」ワケではなくて
「料金の処理は完ペキに不可能になる」んです!

 

だって、電波でつながっているのですから・・・

 

ということは、Under conditions of weak or no signalの際には
when it may be impossible to process chargesではないということなんですね。

 

じゃあ、ナント言えば良いのでしょう?

 

When the credit card facility doesn’t work due to weak signal,
we may need to ask you to pay in cash.

クレジットカードの機械が弱い電波によって動かない時は
現金でのお支払いをお願いすることもあります。

 

この方が文自体がすっきり短くなるだけでなく、明確で伝わりやすくなりますね♪

 

このように、文法としていくら合っていても
相手に誤解を与えたり、混乱させたりしてしまうことがあります。

 

 

それを避けるには・・・
『英語では、どう表現すれば自然に聞こえるか?』ということが
何となく自分で分かるようになる英語の感覚を上げていくことが
大切なんですね。

 

ちなみに英語の感覚が上がると、普段の生活もビジネスの展望も
もっともっと開けてきますよ。

 

 

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