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歌う時に気をつけたい3か条② Tonality

 

今回は歌う時に気をつけたい3か条、で挙げた二つ目の条件、
Tonality(声質)についてご紹介します。

 

そもそもTonality(声質)って何でしょう?

 

例えば話す時に色々声を使い分けていますよね。
家でくつろいでいる時にはちょっと低音で語尾を延ばしがちに、
会社ではちょっと高音で緊張感が感じられる声に、
嬉しいときはオクターブくらい上がった高音でなどなど・・・

 

じゃあ歌う時には・・・?


すこし低音でしっかり聴かせる重い声、
ちょっと高いトーンで楽しさを表す声、
裏声と言われるHead voice、
力強い高音を聴かせる時にはChest voice、
そして柔らかくしっとり聴かせたいときのWhisper・・・

 

みなさん、色んな声を使っていると思います。

 

Tonalityとはこの色んな声のこと。

でも

ただ声のことだけを言っているのではなくて、声質というだけあって
Qualityもないといけない
わけです

 

Tonality = Voice Qualityと思っていいでしょう。

 

では歌う時にTonalityを考えて歌う・・・と言うのはどういうことだと思いますか?

 

いくら高音が出るからと言ってChest voiceで思い切り張り上げて歌ったり、
鼻にかけた声(Nasal voice)で歌ったりするのは、いくら音程が外れていなくても
あまり聴き触りが良くないため”歌が上手”とは思ってもらえません ショック!
残念ながら、邦楽の影響でChest voiceとNasal voiceの人はとっても多いです。

 

歌の基礎ができている方こそ、是非Tonalityを考えて歌って
歌唱力アップを目指して欲しいですね。