昨日はオーストラリアの大学で実感した欧米との違いについて書きました。
こちらから先に読んでみてくださいね。
今回はその第2弾。
大学に行く前のカレッジで思う存分、これでもかっ!というくらい
音楽の実技を楽しんだので、大学では実技の科目はあえて取らず
ビジネス関係を選んだ私。
その中で一番苦労したのが・・・法律でした(汗)
ちょっと興味があったので取ってみよう♪と
安易な気持ちで選択しちゃったんです。
そうしたら、どうやらその科目は、一回で単位が取れる人は
10%くらいだと言われるほどの難関・・・
しかも留学生であろうが全然容赦なく、回答が合っていても
文法がおかしかったら点数はもらえないと更なる脅しが・・・
ここは気合いで何とか一回で単位を取ってやる!
と最初から真剣に(?)授業に臨みました。
法律自体はとっても興味深くて面白かったので
しっかり理解しているつもりでした。
そうして臨んだ中間テスト。
問題の意味もちゃんと分かったし、自分なりにきちんと答えた!
と手応えはバッチリだったのに返ってきた結果は・・・
散々な点数でした(泣)
この中間テストは単位の40%に値するそうで、
このままだと本テストでかなり頑張らないと単位が取れない!!
このままじゃダメだわとその科目を提供している
ビジネス/法学部へ押し掛け、教授にアドバイスを求めたんです。
散々な点数だった中間テストを持参して・・・
私は理解もしていたしかなり自信もあったのに何がいけなかったの?
本テストに向けてどういう風に勉強すれば良いの?
と。
教授はチラッと私の答案用紙を見て「これじゃ、ダメね」とひと言。
そしてそそくさと去っていってしまったんです。
え~何がダメなの???とどうして良いか分からず
半泣き状態でボーッと立っていると通りがけの他の教授が
かわいそうに思ったのか相談に乗ってくれました。
その教授に言われたこととは・・・
知っているとコトバだけ並べても全然説得力がないでしょ。
きちんと、どうやってこのケースにその法律が当てはまるのか
参考になる判例を挙げてそれがどう今回のケースと
結びつくのか説明しないとと言われました。
今まで 1192 年と言えば・・・鎌倉幕府ができた年!
って答えれば、マルがもらえる教育しか受けていなかったので
分かっていたってちゃんと筋道を立てて説明できなければ
分かっていないのと同じと判断され、海外の教育に度肝を抜かれました。
知っているつもりの知識じゃ知らないのと同じなんだ・・・って。
ちゃんと説明できて使えるようになってこそ理解している
と言えるんですよね。
これって英語にも当てはまると思いませんか?
ちなみに、私はその後必死で回答の仕方を練習して
晴れて一回で単位が取れました~!!
ホッ・・・
大学で一番勉強した科目だったけど大切なコトも学べたなあと
今では良い思い出です。
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