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海外記事から英語を学ぶ:オーストラリアの歌手が衝撃事実を告白

 

 

メルボルンのビーチ沿いの町、St Kildaでは夏の間、隔週でTwilight Marketが
開かれています。日本の夜店のような感じで、手作りの服や小物を売ったり
スナックを売ったりしているマーキーでまだ明るいうちから賑わっていました。

芝生のスペースもあるので、のんびり座って雰囲気を楽しんでいる人や
ストリートパフォーマーを見ている人もいて、ただのんびりしにいくだけでも
楽しい空間です 

 

さて今日は、オーストラリアからの衝撃的なニュース記事をご紹介しますね。
全文を英語で読まれたい方はこちらからどうぞ。

 

American Idolのオーストラリア版、Australian Idolで10年前に優勝した
Casey Donovanという当時16歳の女の子が、信じられない事実を
自伝で発表しました

 

日本では全く知られていない彼女だけど、あまりに強烈なニュースだったので
ご紹介しちゃいます 

 

アメリカの次に肥満国と言われているオーストラリア。
Caseyが16歳でオーディション番組に出た時には、彼女の歌声だけでなく
彼女の大柄な体型を勇気づけるかのごとく、出てくる度に

 

You are so beautiful!!

 

とはやし立てられ、何と優勝したんです。
16歳とは思えない声域と歌唱力のよさは誰もが公認だったので、私も
彼女が優勝したときは嬉しかったんです 

でも実際、プロになってみると・・・
アルバムもほとんど売れず、もてはやされて優勝しただけになってしまったんです

 

そんな中、Caseyは友人を通して電話番号を知ったというCampbellという男性から
電話を受けたそう。最初は全く興味のなかったCaseyも話していくうちに
打ち解けて言ったとか。

 

“Oddly, with every question I became less impatient and relaxed into the conversation. After a while it even felt like talking to an old friend. Before I realised it, I’d been on the phone to this guy for over an hour.”

質問を受けているうちに不思議とガードが取れて来て、
会話に馴染んできたのよ。少ししたら、まるで級友と話してるみたいだったくらい。
気がついたら、一時間以上もその人と話していたのよ

 

そして何とその後6年間もその関係が続いたとか。

 

 

”その関係”と言うと・・・

 

 

付き合っているということになるのですが、ナント6年のうち
一度も会ったことが無かったそうなんです

 

いつも会おうという話になると、色々言い訳をされたそう。

その言い訳の一部が・・・

 

“He had to go to Queensland to look after his sick aunt, his car wasn’t working, his cousin died, his sister was pregnant, someone broke into his house, he had to go up the coast to see his godson, he was out of town on business,”

病気の叔母を世話するためにクイーンズランド州に行かなきゃとか
クルマが壊れた、いとこが死んだ、姉妹が妊娠した、家に泥棒が入った、
名付け子(キリスト教関係です)に会いに海沿いに行きゃないととか、
出張でいないとか

 

ここまででも6年も会わずに電話だけで???とビックリしてしまうのですが、
更に驚くことが・・・

このCampbellが自分の友人の女の子OlgaをCaseyに紹介したんです。
今日飲んじゃったから彼女を迎えにいけないから泊めてあげて欲しいと
言われたそう。その後、何度もOlgaとは会い、Campbellに会えないときは
彼女が励ましていたそう。

その上、Campbellに押し切られ、このOlgaという女の子と関係を持ったそうなんです

そしてある日Olgaの家でCampbellの携帯SIMを見つけ、
OlgaがCampbellだったことを突き止めたそう・・・

 

この衝撃な経験を、Caseyはこう語っています。

“I spent six years of my life loving someone who never really existed, being ‘supported’ by a best friend who was deceiving me from the beginning, pulling all the strings. I know everyone gets their heart ripped out every now and again but that … That just took the cake for me!”

全く実在していない人に恋して、最初から全てを計画して私を
だましていたベストフレンドに’励まされて’6年間も過ごしてしまったわ。
みんなそれぞれ色々あることは分かるけど・・・私ほどすごい人はいないでしょ!(ケーキはもらったわ)

 

 

今だから話せるのでしょうね・・・
現在25歳のCasey、まだ若いんだし、これから頑張って欲しいです!

では、この文章から今日は2つのイディオムをご紹介しますね!

 

pull the strings
        = to be in control of an organization, often secret
直訳では’ひもを引く’となりますが、日本語でもよく使う
「後ろから糸を引いている」というような意味です。

 

Take the cake
        = to be an extreme or special instance, as if it wins a cake for being so     
            extreme or special
ものすごい強烈なことの例え

 

皆さんはHugh GrantとJulia RobertsのNotting Hillという映画を
見たことがありますか?Julia Robertsの演じる大女優Annaが
Hugh Grant演じるWilliamの妹の誕生日パーティに行ったシーンで、
最後に残ったブラウニースライスを、みんな自分が一番惨めだと言って
取り合う場面がありました。

 

そんな感じで、他のどんな話よりこれが一番強烈よと言いたい時に、
是非使ってみて下さいね♪