Mirror Neurons という言葉を聞かれたことはありますか？
直訳すると、鏡の神経細胞。
一体そこで何をしてくれるのか？というと・・・
実際に自分が行動を起こさなくても
行動を起こした人と同じような感覚を持つことができます。
あなたにもきっと経験があると思うのです。
悲しい映画を見ているだけで胸がいっぱいになって涙が出てきたり
テレビでグロテスクなものを食べさせられているお笑いの人を見ていると
自分までオエ〜ッて吐きそうになったりってことが・・・
これは、まさにMirror Neuron System (MNS)が反応しているからなんです。
実際に悲しいことを体験したわけじゃないし、
グロテスクなものを食べさせられたワケじゃないのに
それを経験した人たちと同じような反応を体が示している。
そして、この MNSの反応を語学の習得にも使うことができます。
どうしてそんなことができるのか？というと・・・？
MNS を使うと、人の才能を借りることができるから。
今思うと、これって、私が歌を勉強している時に
何度も体験していたことなんですよね。
留学して現代音楽で歌を専攻。
現代音楽と言っても、学校で取り上げられたのはジャズがほとんど。
そして、ジャズには歌詞もなく即興で歌うスキャットというのがあります。
私はこのスキャットが大の苦手だったのです。
でもスキャットなしでジャズは歌えない・・・
そこで毎日毎日、一生懸命練習しました。
でも一人で練習していると自分のパターンに気づくのです。
何回やっても同じようなメロディーラインとリズム。
他のパターンでやってみたい！と思っても何も頭に浮かんできません。
そんな時、歌の先生と一緒にスキャットをやってみると・・・
急にどんどんアイデアが浮かんでくるのです！
普段なら絶対思いつかないようなメロディーとリズムで
歌っている自分がいたのです。
当時は音楽の力ってすごい！の一言で片付けていたのですが
最近気づいたんですよね。
これって、私Mirror Neurons で
先生の脳にアクセスしていたから歌えたんだ！って。
そして、もちろんこの Mirror Neurons は英語習得にも効果があります。
普段英語を話そうと思っても全然単語が頭に浮かんでこない・・・
と思っている人でも英語ができる人と一緒にいて
その人の脳にアクセスさせてもらえれば
急に単語がポンポン出てくるようになるのです！
もちろん、どうやってアクセスすればいいのか？
という方法を知ることが大前提ではありますが・・・
でも、その方法を知って英語ができる人にアクセスするだけで
私も英語しゃべれるんだ・・・単語も意外と知ってるじゃない♪
と思えるんですよね。
そうなれば、自分の英語力にも少し自信が持てそうな気がしませんか？
英語はただの言語ではありません。
あなたの世界観が広がり、自信をくれるコトバ♪
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