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英語脳の大切さ:文法が合っていても通じない英語

 

 

英語脳・・・という言葉がかなりあちこちでいわれていますね。

 

では、

 

この英語脳がないとどうなると思いますか?

 

英語を聞くたびに毎回日本語に訳してしまう
英語を話す時に日本語から訳して話そうとする

 

ということが、よくいわれています。

 

でもそれ以外にもあるのです・・・

実は

 

英語が通じないってことが起こります・・・

 

現地企業で普段働いている私ですが、何年か前に日本から
英語で問い合わせを受けたことがあります。
その方の会社はシンガポールが本社で、いわゆる外資系に勤務されていた方でした。

なので、当然英語でemailを送って来られたのですが・・・

 

同僚がこそ~っと私の所にやって来て言ったんです。

このemail読んでみてくれない?って

どうやら、意味が全く掴めなかったようなのです。

 

そして私が読んでみると・・・
やっぱり日本人の書く英語ということから、アウンの呼吸で察すことが
できたのか、意味を理解することができたんです。

 

そうして、折角英語で送っていただいたemailを私がまた英語で
同僚に説明してあげる羽目となったわけです・・・

 

文法が間違っていたわけではありませんでした。
ただ、そういう風にネイティブは言わないかもっていう表現の
英語が沢山書かれていたんです・・・

 

残念ながら日本から書かれたモノにはよくあります・・・

日本のメーカーの説明書はわかりにくいという意見もよく聞きます。

 

以前、翻訳会社を通して書かれたという英文のRelease sheetの英語の意味が
さっぱり分からず、原文を送ってもらって翻訳を全部し直したこともありました・・・

 

言葉には文化や暮らし方などのエッセンスが沢山含まれています。
なので、日本の文化から生まれた日本語をそのまま英語に訳すような
形で英文を作ってしまうと、かなり不自然な英語になることが
多々あるんです
・・・

 

英語脳が大切なのは、その英語が話されている背景となっている
文化も学ぼう
ということ、といっても過言ではないかもしれませんね。