英語の勉強法として、ディクテーションというのがありますね。
Dictationとは、聴いた英語を書き出すことによって、どれだけ
英語が聞き取れているかを看る方法。
あなたは、このDictationで、英語が上達すると思いますか?
答えは・・・Noです
日本でも有効な勉強法として言われていますし、
オーストラリアの語学学校のクラスで私自身もやったことがあります。
でもこのDictation、私はナンセンスな勉強法だと思うのです。
なぜなら・・・
まず楽しくない
このブログで何度も書いていますが、
楽しくない勉強法は長続きしません
学校などのクラスでカリキュラムとして組まれ、強制的に
されない限り、なかなかやらない勉強法です。
そして使われる課題は、だいたいがニュースのようにネイティブスピードで
話されているメディア。はっきり言って
聴き取れたとしても一字一句書くのは不可能
だからです。
日本語で普通にニュースを聞いた場合、理解はしているけど
一字一句アナウンサーが何を話したか書きなさい、もしくは
繰り返して言いなさいといわれて、すぐにできる人がどのくらいいるでしょうか?
それが英語であればなおさらです。
英語を聴いて理解できることと、ディクテーションが
できることはイコールではないと言うことです。日本語で
ニュースを見ている時と同じように、英語でニュースを見て
理解できても、アナウンサーが一字一句なんて話していたかを
説明する必要はないですし、誰もそんな風に話を聞いていないはずなんです。
だから、頑張ってディクテーションをする必要はないですよ(笑)
ディクテーションからリスニング力をあげなくても、
他にも方法がありますから、安心して下さいね