前回英語と日本語、数へのこだわり方への違い①では、年齢のことについて
お話ししましたね。
さて今回は・・・
日本語になくて、英語にある厄介な・・・
a とan、複数形についてのお話
です。
日本語ははっきり明確に発言することを嫌う風潮がありますよね。
これって、やっぱりアウンの呼吸が通るお国柄だからかなと思います。
アウンの呼吸が英語では通じないことは以前こちらでご紹介しました。
もし読まれていない方は、読んでみて下さいね♪
英語はラテン語を元に、フランス語やイタリア語など色んなコトバが
合体してできた比較的新しいコトバ。言葉自体もミックスされて
作られていますが、英語と言う言語を話す人たちもまた、
文化/宗教/社会背景が全く異なっています。
そんな中、誰にでも伝わりやすく、コミュニケーションを測っていこうと
思ったら何が必要だと思いますか?
言うまでもなく、明確さに尽きるでしょうね。
ほら、あの人が、あんなことしてねー
そうなの、この間あの人はこんなこともしていたよ
と、曖昧なコトバでは自分の意図することが全く伝わらないんです。
まあこんな会話だと、日本人通しでも分かんないですけどねー(笑)
そんなことから、英語はいかに短く、正確に情報を伝えられるかを元に
構成されています。
もうお分かりですね、どうして単数形や複数形が英語にあるのか・・・
Aさん:そこにリンゴがあるから持っていっていいよ。
Bさん:え、沢山あるけど、全部持って行っていいの?
Aさん:ちがうよ、一個だけ!
こんな会話が英語では・・・
You can take an apple there if you like.
あそこにあるリンゴ一個持って行っていいよ
の一言で済ませられるんですね。